イギリス 西ウェールズの田舎暮らし

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ランペターハウスで、小口真奈さんのピアノリサイタル、再び♪ Lampeter House Piano Concerts - Mana Oguchi

最近めっきり春らしくなってきた西ウェールズから、こんにちは。


さて、先週の金曜日と土曜日にかけて、南ペンブロックシャーにある『ランペターハウス』で小口真奈さんのピアノリサイタルが開催されました。

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娘のバースデーパーティーや色んな用事で忙しい週末が続いていて、このリサイタルにもしかすると行けないかも~っ!と先週は焦り気味だったのですが、何とかにスケジュールの調整が出来て夫君と二人、金曜日のリサイタル&ディナーに出掛けてきました。


真奈ちゃん(もうすっかり良い大人になられているので「ちゃん」付は失礼なのですが、ご本人にそう呼ばせてもらっているのでここでも「ちゃん」付で書かせて頂きまーす♪)と最後にお会いしたのは何ともう3年近く前。


2年前のリサイタルは、私の具合が悪くって残念ながらリサイタルに行けなかったので、今回は久しぶりの嬉しい再会なのでした。



今回の曲目は・・・

Hayden Piano Sonata in B minor Hob XVI

Max Reger Sonatine in D major op 89, No 2

Schubert Piano Sonata in A major No 13 D664

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Schumann Carnival Op 9


ハイドンのピアノソナタから始まって、聴き慣れないマックス・レーガーのソナチネ(彼の曲は難解だそうですが、このソナチネは大衆にも聴きやすい作品とのこと)、そしてシューベルトのピアノソナタ。休憩の後は、シューマンの謝肉祭。



演奏が始まってまず真奈ちゃんの音感の素晴らしさに、「あ~、そうだった、最初に真奈ちゃんの演奏を聴いた時、何て丁寧で美しい音色を出されるんだろうってビックリしたなぁ」と、とても嬉しくなったのを思い出しました。じんわり聴かせる心のこもった演奏が胸に染み渡ります。


ランペターハウスのピアノは古いもので、普段弾いてられるだろうピアノと比べると演奏が難しいと思うのだけど、室内音楽が好きだという真奈ちゃんにはこういう古い楽器が合っているのかしらん?なんて思ったり。


シューマンの謝肉祭も全曲圧倒的な演奏で聴かせてくださって、お客さんは皆真剣に真奈ちゃんの演奏に耳を傾けていました。


アンコールもまた素晴らしかった!

もう本当に、いつまでも聴いていたいくらい幸せな時間を過ごすことが出来ました。

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以前聴かせてくださった時に比べると貫禄が付いたというか、演奏中に小さな体から出るオーラが違う…という印象を持ったので後でご本人に聞いてみると、去年ロンドンを拠点に活躍されている有名ピアニスト小川典子さんと一緒にコンサートをされたり、日本のコンサートホールでラクマニノフのピアノ協奏曲第2番をオーケストラとやったとのこと。ラクマニノフの作品はご存知の方も多いかと思いますが、とても難しくってプロの演奏者でも覚悟を決めて取り掛かるもの。そんな有名作品をコンサートホールで演奏されたので真奈ちゃんの中でも何かが変わったのね、とまた感心していしまいました。


今回はピアノの調律をドイツでされているというお友達のワタル君も一緒に来られていて、真奈ちゃんがリサイタルの為の練習をされる時、的確なアドバイスをしたりピアノを調律したりされていたとのこと。


このランペターハウスでの演奏会の良いところは、演奏会の後、ホストの真美さんが作ってくださる美味しい手料理ディナーを、演奏者&お客さんと一緒に楽しむことが出来るのです。(これがまた演奏と同じくらい楽しみだったりします。笑)ホストのご夫婦、真奈ちゃん、ワタル君、お手伝いに来られていたマリアさんやマイケルさんと一緒に、ディナー&デザートに舌鼓を打ちつつ、日本語・英語・ドイツ語が混ざったお喋りに花を咲かせました。


いつもはホストの真美さん&ジュリアンさんのお手伝いに伺うのに、今回は多忙につきリサイタル前にお手伝いが出来なかったので、夫君&他のお友達と皆で最後まで残ってまぁスゴイ量のお皿やグラスの洗浄と片付けのお手伝い。家に着いた時には何と夜中の2時になっていたのでした・・・。


また今回も本当に素晴らしい演奏を聴かせてくださった真奈ちゃんに、心から感謝。

年に数回、こういった嬉しい演奏会を催してくださるジュリアンさん、美味しいディナーを作ってくださる真美さんご夫妻にも心から感謝しています。


真奈ちゃんの、これからの益々の活躍を祈りつつ、次の機会にお会いできるのを今から首を長くして待っていまーす♪


Love & Joy


以下、英語で書かれた真奈ちゃんのプロフィール&紹介です。

Biography MANA OGUCHI
Mana Oguchi was born in Sapporo, Japan, 1984 and has been studying the piano since the age of 3. In 2007 she graduated top of her year from the State Academy of Fine Arts and Music Tokyo. She went on to study piano at the Conservatory of Music, Drama and Media in Hanover (HMTMH). She completed the 'Artistic Education' course in 2009 and between 2009 and 2013 she studied for her master’s degree, including Chamber Music, with Professor Markus Becker. In 2007 She received a scholarship from the YAMAHA foundation, and from 2009-2011 from the DAAD foundation. She has recently become the accompanist of the class of Professor Leonid Gorokhov at HMTMH.
We first met Mana in 2013 whilst she was on tour with award winning cellist Laura Van Der Heijden. Mana is highly valued as both a soloist and chamber musician and has performed in Japan and throughout Europe. As a soloist she has played with the Sapporo Symphony Orchestra, the Philharmonic Chamber Orchestra of Wernigerode and the Festival Orchestra concert of the International Concert Society Bodensee. Mana has appeared in the Budapest Fruhlings Festival in Hungary and for the last 3 years she has performed at the Chamber Music Festival of HMTMH.

Mana has been coming to Lampeter House for many years and has a big following amongst our audience. As soon as Mana's fingers touch the keyboard the music flows expressively and fluidly and everyone in the room becomes immediately aware of her natural talent and absolute love of music making, we often have her doing three or four encores.

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# by enjoy-wales | 2017-03-14 23:50 | ミュージック | Comments(0)

今年は燃えている夫君(& アシスタントの私)。

今週は春らしい気持ちの良い天気に恵まれて、まだ肌寒いとは言え青空の嬉しい西ウェールズです。
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去年の夏に始めた「元水車小屋を改築しよう計画!」が最初はまぁビックリするくらいスムーズに進行していたのに、クリスマス前からノロノロとし出してもしかすると今年の春には完成するかも!?という淡い期待をすっかり裏切ってくれました。 (これは先週からビルダーのサイモンさんがまた仕事をしに来てくれたので、またちょっと進み出しました!その模様は次回♪)

この工事のことで忙しかった夫君。

ずっと工房に入れず悶々としていましたが、今月からは本腰を入れてようやく作陶に取り掛かっています。
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今年は今までになく陶芸をやる!というので、私も了解!とアシスタント役を引き受けて、ロンドン時代によくやっていた釉薬のテストや工房の片付け(夫君の苦手な仕事。笑)に励んでいます。
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来週窯焼きをする予定なので、今週はまぁ大忙し。

↓ こうやって窯詰めをしていく時、釉薬の記録を取るのもアシスタントの仕事。
(ノートを取るのが好きな私にはピッタリの仕事)
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今週は嬉しい春日和に恵まれて、今年初めて外でランチを楽しめたんですよ。
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ここまでの道のりはまぁ長かったけれど、今年は例年よりスピードアップして陶芸(一応本職!)に二人で取り組めそうです。

ガンバルゾ―!

皆さんもどうぞ楽しい春を過ごされますように。
桜の咲き出すのが楽しみですね~♪

Love & Joy



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# by enjoy-wales | 2017-03-11 01:59 | 夫君の陶芸 | Comments(0)

西ウェールズの春。野生の桜、カエルの卵、ネコと散歩。

今朝の気温は2.5度。

子供たちを車で学校に送り出す時まだ白い息が出るくらいですが、朝の日差しは春の明るさで、朝起き出すのも随分楽になりました。

先週はその前の週末にロンドンへ行ってきたので疲れ気味でしたが、ビルダーサイモンさんが(やっと!)来てくれて、「元水車小屋を改築しよう計画!」の方もまた進み出し大喜び。夫君もスタジオで作陶に取り掛かり出して、春に向けてまた色々と動き出した感じです。

10年前に家の前に植えた、謎の木。

家に遊びに来る人が「わ~、キレイに咲いてるね~!」と声を上げてくれるほど美しく咲いています。
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仲の良い友人が経営している「Ty Rhos Tree」で買ったのは覚えているんだけど、プラムの木にしては実を付けないし、桜にしては早咲きだし、梅や桃にしては花の色や形が違うし・・・と皆で何だろうかと言い合っています。(これは!と思われる方は、是非教えてくださいね


天気の良い日、次男坊の友達が遊びに来たので、どれくらいカエルの卵が産まれているか牧草地の中に作った池を見に行きました。
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前に来た時もバタバタと野生のカモが飛び立って行ったのを見たのだけど、そのカモが食べてしまったのかカエルの卵が減っていてショック! でもよく見ると、小さなオタマジャクシがうようよと産まれていて、新しい卵がまた産みつけられていました。
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我が家の老犬、もう15歳になったレニーもヨレヨレと付いて来てしまったので、子供たちがワーッと走って家に帰るのを横目に私はレニーとゆっくりゆっくり帰路に着きました。笑 

牧草地を挟んで両側に沢山の木を植え付けた場所があって、そこを散歩するのが(ほぼ)日課です。
老犬レニーはたまにしか来ないけど、猫たちはいつもピョンピョンとウサギのように飛び跳ねながら付いてきます。
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次回は「元水車小屋を改築しよう計画!」のアップデートが出来ますように。

Love & Joy












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# by enjoy-wales | 2017-03-06 23:12 | イギリス/ウェールズ | Comments(2)

冬の日本へ一時帰国。その3 ー 父と登った大文字山

日本であった嬉しいこと。

それは、父と二人で京都、銀閣寺の裏にある大文字山へ登ったことです。

山登りが大好きな父。

山岳会に長いこと入っている(いた?)し、京都トレイルと京都の山を巡る散策道を作ったり整備したりするボランティアをしたり、と活発に山歩きをしていましたが、ここ半年ほど膝の痛みやら何やら心配事が多くなって、好きな山から遠ざかっていました。

「それは寂しいことやね~・・・。元気になったらいつか一緒に登りたいねぇ。」と電話で話していたのを覚えていて、「冬やけど、天気が良かったら登ろう」とボソボソ言い合っていたのが何と実現! 天橋立で道に迷ったりしてまぁ沢山歩いたので、それで自信が付いたのも手伝ったのか、ボソボソ話していたのが決行!となって、母もビックリしていました。笑
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山に入った時はちょっと寒いかなぁと言う感じだったのが、大文字の送り火をする場所に来た時には雪が積もっていました。

私は全然知らなかったのですが、送り火はこのブロックの間で薪が焼かれるそうで、線が繋がっていたのではなかったんだぁ!とそれを知ってちょっと感激。
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この大の字の、線が重なる場所に弘法大師を祀った小さなお堂があって、そこから京都の街を見渡すことが出来ます。

山頂まではここから後20分程。でもそこに向かう前にまずはお弁当で腹ごしらえ。
(大文字山は小さいから、子供でもすぐ登れるよ~と言われて甘く見ていた私。ここに着いた頃にはお腹がグーグーなっていたのでした)
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お弁当を食べ終わる頃には、雪が降り出して・・・
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山頂に着いた頃には、景色が全く見えないくらい真っ白でした。
(お弁当前に写真を撮っておいて正解やった!と二人で大喜び。)
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雪はそれからドンドン降って来て、山を降りる頃には誰とも会わないくらい静かな山道。

辺りは一気に銀世界となりました。
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京都トレイルを作ったり整備したりするのに関わっていたので、山の裏道にとても詳しい父。
それ程有名ではないけど、知っている人は知っているという滝がある山道を降りて、哲学の道に出ることに。
今回滝が見れるとは思っていなかったので、また静かに感激。
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この辺りに出たころには雪もなく、違う山を登ったのかというくらい景色の違うのが楽しかったです。
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イギリス・西ウェールズの、穏やかな山道に慣れている私にとって、低いとはいえ日本の山は山らしくって歩くのも結構大変で新鮮でした。

こんなうれしい体験をさせてくれた父に感謝。
父が元気でいてくれたことに感謝。
美味しいごはんを作って待っててくれた母にも感謝。

心から、
Love & Joy








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# by enjoy-wales | 2017-02-23 23:17 | 日本 | Comments(4)

冬の日本へ一時帰国。その2 ー 家族と天橋立へ

さてこれは何をしているのでしょう?
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恥ずかしながら知らなかったのですが、京都の北、天橋立に行ったらこの「股のぞき」をするのが有名なのだそうで、私もそれでは・・・とのぞいて来ました。

帰国していた週末、東京から弟が帰って来てくれて、珍しく家族でプチ旅行に出掛けて来たのがこの天橋立。

子供の頃行ったことがあったけど全然覚えていなくって、この股のぞきをしたビュー遊園の何とも懐かしい昭和な感じを皆で楽しみました。
数日前に大雪が降ったらしく、どこもかしこもガラガラ・・・。ちょっと物寂しげで、それがまたタイムスリップしたような不思議な感じ。

こんな風にリフトに乗ってキャーと弟と喜んでるのも不思議~!笑
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まさか今さら家族旅行をすることになるとは思ってもいなかったのですが、大人になってから年老いた両親とこうして旅行に行けるのはありがたいことだなぁ、と感慨深かったです。 しかもやって来たのは昔懐かしい天橋立! 

弟は普段都会暮らしなので、広々とした人気のないビーチと波の音が嬉しくってしょうがない様子。
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予約していた旅館のある宮津へは、ボートで向かいました。
このボートも人気はなく、乗っているには私たち家族だけ!
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弟が予約してくれた『清輝楼』さんは築400年になる古~い昔ながらの旅館で、寒いしお風呂も小さかったけど、純和風なのがこれもまた昔懐かしく、今回の旅にはぴったりだったと思います。ここにある小さな美術館を旦那さんが丁寧に紹介してくださったのも嬉しかったです。

朝ごはんも、もちろん純和風。
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私はこういうのも大好きなので、あ~幸せ~とありがたく頂きました。

とても良い思い出をくれた、何だか大人になった弟に心から感謝。

日本旅行は美味しい&楽しなぁ。

Love & Joy





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# by enjoy-wales | 2017-02-19 02:46 | 日本 | Comments(4)