イギリス 西ウェールズの田舎暮らし

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青空

昨日に引き続き、今日も晴れ。
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ウェールズに住みだしてからというもの、自然の恵み、特に太陽の恵みに感謝するようになりました。

曇り空に雨ばかりだからでしょ!と言われるとそれまでですが、
プレセリの山と空をほぼ毎日10年間眺め続け、季節の替わりゆくのを肌で感じる時間を与えていただいてからというもの、空の色や雲の動き、風の向きや強さ、太陽の位置はもちろん、小さな新芽の吹き出すさまや新緑の色、夏の緑の強さに秋の美しさ、冬の厳しく寂しい様子をしみじみありがたく思うようになりました。

都会育ちの私は昔から夏のキャンプがだ大好きな子供ではありましたが、
こんな風に自然と接することはなかったように思います。


せっかく晴れたので、今日は久しぶりに庭仕事。

雑草を抜いて回ったり、折れかけの枝を切ったり、土が減っている場所には土と腐葉土を足して・・・。白い息を吐きながら動き回っているうちに、だんだん体が暖かくなっていくこの感じが好きです。

気が付かない間に、去年植えた「Witch Hazel」まんさく(満作)の花が咲いていました。

いつもはもっと遅くに咲くようなのに、今年は暖冬だったのでもう花を付けたのかな。
色の少ないこの季節に、黄色や橙色の可憐できれいな花を見るのは嬉しいものです。
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ちゃんと見て回ると、そこここにもう春の気配が忍び寄っています。
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明日もまた晴れるかな・・・。
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# by enjoy-wales | 2012-01-27 22:29 | 風景 | Comments(0)

闇の花道 天切り松 闇がたり 第一巻 浅田次郎著

浅田次郎といえば『鉄道員』が映画にもなったので有名だが、残念ながら私はまだ読んでいないし、
映画も観ていない。

最近、漫画の『かぶく者』と『ひょうげもの』を友人から借りて読んだ後すぐに読み始めたのが、
この本であった。
そんな訳で頭はすっかり時代物で、お侍さんの頭や着物がワイワイしている。

そして何より、この本の面白かったこと!

明治時代に仕立て屋の銀次郎なる悪玉の親分の元に、九つの歳で売られていった松蔵は、あるいきさつでその銀次郎親分の代わりに街を仕切っている、細目の安吉親分の元に引き取られることになる。
その親分の手下である、振袖おこん、坊主の寅弥、黄不動の栄治、書生の常次郎に見守られながら、松蔵は天切り松として、立派な盗人に成長していく。

今はすっかり年の老けた天切り松が、趣味で(!)泊りに行く留置場で繰り広げる物語は、留置人のみならず看守達や署長までも魅了し、時代の闇に葬り去られた過去を紐解いていく・・・。

闇がたりなんて初めて聞いた語り方はもちろんのこと、物語の面白さや登場人物の江戸っ子ばりばりの
話し方がかっこよくって、グングン引き込まれてしまう。

5話(五夜)のショートストーリー、そのどれもが読み甲斐があって泣かせてくれる。
人情、義理に心意気を何より一番に生きたキャラクターの素敵なこと。

昔は演歌や人情なんて敬遠していたけれど、子供を三人持ってこの歳になって、
ようやくその面白さが分かりだしたのかもね。

人間、単純で感情的で、色々複雑なことこの上なくって、思うようにならないことばかり。
だからこそ物語があって、泣いたり怒ったり笑ったり喜んだり。

そんな風に至福の時を過ごさせてくれる、素敵な作品である。

第四巻まで手元にあるので、これからますます楽しみだ。
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# by enjoy-wales | 2012-01-26 23:50 | | Comments(2)

久しぶりの青空

今朝は早くから日差しがさしている。

もしかすると、久しぶりに青空が見れるのかも・・・ Yes!
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9時にはきれいな青空が見えて、気持ちも何だかすっきり。
今日はいいことがあるかな。
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# by enjoy-wales | 2012-01-26 12:00 | 風景 | Comments(0)

夜、火を見つめながら

静かに火を見つめながら夜を過ごす。
最後にこんな時間を過ごしたのはいつだっただろう。
去年の夏のキャンプファイアー以来だろうか。
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先週は、英国に来て以来4度目(多分)の大泣きをした。
大声で思いっきり泣いて、体がぶるぶる震えた。
人生が引っくり返ってしまうと思って、まさに目の前が真っ黒になった。

そんな最中にでも、すぐ横で静かに自分を見つめているもう一人の自分がいた。
それはとても平和で静かな自分で、オイオイ泣いている自分にそっと寄り添っている。
魂の自分が、肉体と感情を持つ自分を見つめているような。

その静かな自分がいてくれたから、先週は嵐のように渦巻く感情を落ち着けることが出来て、
話すべき人とちゃんと話をして、今こうして静かに暖炉の火を見つめている。

大切に思っている友人から、心温まるサポートをいただいた。
何てありがたいことなのだろうと思う。
本当に、自分は幸せ者だ。

辛い辛い出来事だったけれど、根っ子の方から揺さぶられて、
色々なことをより鮮明に見せてもらったことや、心に溜まっていて、日々の生活の中に
埋もれてしまっていた思いや考えを話すことが出来たことは事実で、
今は心から感謝している。
もちろん全てに、と言う訳にはいかないけど。自分はそこまで大きくない。

まだ体の奥の方がキリキリ痛むけれど、前よりも少し強く、賢明になることが
できたかもね・・・?

2012年は始まったばかり。
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我が愛猫が暖炉の前でお付き合いしてくれた。
「アイスブルー」とつぶやきながら、「ありがとう、愛しています」。
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# by enjoy-wales | 2012-01-25 23:47 | 思うこと、考えること | Comments(2)

カナちゃんのハンコ

ロンドンに住んでいた頃、ソーホーの日本食レストランでアルバイトをしていました。

そこで一緒に働いていた、当時美術学校の生徒さんだったカナちゃんが、東京でこんな素敵なハンコを作っています。→http://kanaexpress.blogspot.com/2012/01/in-mood-for-food.html

シンプルでモダンで、どことなくなつかしい。

今時の日本画みたいで、静かに楽しいカナちゃんの作品をどうぞご覧あれ。
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# by enjoy-wales | 2012-01-24 09:00 | アート&クラフト | Comments(0)